画家のUmiです。「Moonpaint」と称する、法要とライブペイントを融合させたパフォーマンスアートで独自の表現活動を続けています

画家のUmiです

画家 umiは、「月染め」と称する、法要とライブペイントを融合させたパフォーマンスアートで独自の表現活動を続けています。

この度、2025年5月の満月、仏陀生誕の地ルンビニとカトマンズにて、子どもたちへの強いメッセージを込めたライブペイントを行います。
ネパール大使のご厚意により、彼女はルンビニで布施のためのイベントとして展示会やライブアートを行う機会を得ました。この布施は、ネパールの子供たちのために使われます。

アートと癒し、安らぎ、が融合したパフォーマンスアートはアートの新しい歴史を作り出すものだと確信しています。
応援していただけると嬉しいです。

ネパール大使館にて

profile

umi

うみ

動植物画家。国内の商業施設等での展示販売会(「三人展~石ノ森章太郎 井上直久 umi.~」等)や個展で作品を発表。(アクリル画材をベースに工芸の友禅染めやネイルの技術を応用した”ミキシングアート作品”が主)。
母の影響で高校は美術学科に進み、そこで沖縄の伝統工芸・紅型染めの美しさに感銘を受け、地元の芸術学部で染織専攻を修了。関心の強かった動植物を彩った作品を主に制作する。”天国へ向かう魂の解放図”や少女の作品を多く出している。都内での美術展入賞をきっかけに、より自由な作品創りを研究し、作風は様々。故に自身を「doodle(=いたずら描き)」とも称している。チャリティで始めた”ライブペイント”は評価を得て、2021年には、徳川将軍家位牌所のある日光市は如来寺で地域の加護を祈念した法楽『龍絵奉納』を執り行う。23年には、世界遺産「輪王寺」に特別に許可を得て、重要文化財である常行堂に籠って阿弥陀如来の化身となる「孔雀」の作品を制作し、その様子はNHKによる密着特集番組で放送がされた。2024年9月には僧侶100人と一緒に魂入れの儀を施した作品制作を予定している。希少難病「表皮水疱症」の支援活動を定期的に行い、病気や友の会の認知度向上のために関連の朗読絵本を複数に渡って出版(2017年~)、現在も姉と活動を続けている。小学校記念事業で子ども達との創作(300号)や、平和を願ったキッズゲルニカ(大人数での制作イベント構成担当)では大使館を通じて集められたウクライナの人たちと制作を行う他、子ども達との共同制作を行う。芸術を通じた子ども達との交流にも力を入れている。ゴジラのアンバダサーとして海外に多くのファンを持つ俳優・宝田明の遺作となった岩本蓮加(乃木坂46)とのW主演映画『世の中にたえて桜のなかりせば』(2022年全国公開/東映ビデオ配給)のコンセプトアートを担当する。宝田明氏に指名され、提供した絵は構成やラストシーンなどに大きく影響を与えた。現在も宝田氏の遺した企画の推進補助役を担っている。2023年、21年から始めたアート御朱印がNHKや女性自身、徳川御朱印ガイド(光文社メイツ出版)や複数のメディアに紹介がされた。同年4月には、美術館がコーディネーター役となり、地元に本店を置く足利銀行の若手芸術家支援第一号に選ばれ、頭取清水氏に作品を渡す様子が多く報じられた。新県立美術館創設のための有識者委員に選出、地元の文化発展のためにも力を尽くしている。24年5月にはお釈迦様の生地(ルンビニ/ネパール)でのライブペイントを企画している。

Moonpaint (月染め)とは?

僧侶の監修指導のもと、共同で梵字を描き、作品に仕立てます。満月の下、月の光を浴ながらのライブペイント(月染め=MoonPaint)。完成した作品は『BONJI』と名付けています。 

Moonpaint 作品 「カ」
数時間に及ぶお勤めのあと、新月の時刻とともに

癒し | 安らぎを求め自然体な場を

umi.「癒しの場を作りたいと考えたことが月染めを行おうとしたきっかけでした。自分という自我の自立は人間社会においては極めて自然であり、自我から得た行動によって悩み苦しみ、癒しや赦しを得たいと思うことも自然であります。自分という存在意義は、その自然の中に広がる波紋のようなもの。見物いただく方達と私の波紋が交差していく中、お月様と絡めて立体的空間を創り出し、集まる何かを素直に中に集めていけたら。自然という流れに添い続けることで出来上がる超自然的な場を以て、癒しという名の安らぎの場を作れたらいいなって思います」

Moonpaint|僧侶指導のもと「心で今を染めていく」

制作は新月からお修行で始まります。
満月に向かい、法要を併せて作品を仕上げます。
仏教の教えに根ざし、多くの人々に平和と祈りを届けることを願いとしています。
作品には僧侶による梵字入れや魂入れの儀式が施されます。

umi.「この状況下で描かれていく絵は、仏画の一つとして扱われるのかもしれないですが、成り行き自体を重要視しているため、仏画制作が目的ではないんです。制作途中にいつ梵字を入れるかも段取りとして決めているわけではなく、僧侶と画家の流れの中、呼吸で決めさせていただいています。絵の内容も、法要の内容も、全てはより大きな流れに任せていきたいと考えています」

完成した絵は僧侶により魂入れがされ、諸仏諸尊の代わりとして希望する方のもとにお迎えいただきます。

「結果的に、仏画という諸仏諸尊が作品として仕上がるかもしれません。ですが、そういった結果を先回りすることよりも、今、目の前にある流れを第一にして、本質に寄っていくプロセスが大切なんじゃないかなって。月という分かりやすくある大なる存在の前では私たちは無力であり、その無力さを感じながら私達の心で今を染めていく、そんなことをしたいと考えましたー」。

『BONJI - キリク - 』 F100(1620mm×1303mm)umi.2022.6.29.新月11:53/制作風景

「ひとりではない」梵字に魅せられて

2021年11月龍絵奉納にて(撮影:川村孝子)

umi.「"アニミズム"といって、生ける物全てに霊や魂があると考えられたのは太古の昔に遡ります。自然を含めた目の前の全てに対して、人間は想像力を以って接していて、感じ取る努力をし続けてきたようです。動植物を描き続ける私にとって、魂の在り方やその存在の行方は、人生において最も興味深いことです。"air"という作品のシリーズを2019年頃から描いていました。魂の解放図と名付けた動物画です。この動物画が高じて、2021年に行ったのが「龍絵奉納」という法要法楽でした。膨大な儀式のプロセスを経て描いた龍の絵には、明らかに、私が置いた絵の具以外の何かがあるようでした。

『BONJI』という作品に私が手を触れたのは、梵字をたまたま知ることとなり、その意味の深さに驚いたりなど色々とした経緯はあるのですが、皆まさに、魂という見えない存在が文字一つにもあるということを感じ、深い想像力を以て目の前を見ていただきたいという願いも強いです。見えている世界だけが本当ではない気がします。そう考えることで、全てのことに対して寛容になれたり、楽しくなったり出来るんじゃないかなって。妖精に会った!って叫ぶ子どもがいたら、一緒にワクワクしたりしませんか?ファンタジーな絵を描いてきた私にとって、見えないことはステキなモチーフでもあります。」

『BONJI - BHAI - 』 F100(1620mm×1303mm)umi.2022.9.10.満月19:00/於:宇都宮駅前/撮影:川村孝子

「独りじゃない。私たちは不思議なくらい目に見えないいろんなことに囲まれています。独りじゃないから、色んな問題が起きて、色んな楽しさがある。"独りではない"という修行であり、幸福であり。・・・moonpaintは、無常にも新しく生まれ変わり続けるこの世の中で、六万年も前に始まっただろう絵画に気息を得た私の、ほんの一つの解答案なんです」

仏陀生誕の地ルンビニにて、子供たちへパフォーマンスアートを

ネパールの子どもたちの今

ネパールは、美しい自然や豊かな文化を持つ国ですが、その裏には多くの子どもたちが厳しい現実に直面しています。ネパールの子どもたちの現状を理解するためには、彼らが日々抱えるさまざまな課題を見つめる必要があります。ネパールの地域社会では、コミュニティ意識が非常に強く、隣人同士が助け合う文化が深く根付いています。地域全体で協力し合い、問題解決に取り組む姿勢は日常的なものです。この助け合いの精神は、特に困難な状況にある子どもたちにとって、大きな支えとなっています。

ネパールの子供たちに私ができることをやっていきます
ネパールの子供たちにも絵を通して私が伝えられることを伝えたい

しかし、この強いコミュニティ意識だけでは、子どもたちが直面する根本的な問題を解決するには限界があります。多くの子どもたちが経済的な理由や家庭の状況によって学校に通えない現実があります。特に、農村部や経済的に困窮した家庭では、教育を受ける機会が限られているため、子どもたちの将来の選択肢が狭まってしまいます。さらに、教師の数が不足している地域も多く、教育の質にも大きなばらつきが生じています。このような環境下で、教育を受けられない子どもたちが増え続けているのが現状です。進学の機会にも大きな格差が存在します。経済的な理由から、高等教育に進学できない子どもが多く、家庭の経済状況や地域のインフラが進学の大きな障壁となっています。これにより、子どもたちの将来の展望が制限され、社会的な成長や発展にも影響を与えています。また、健康面でも深刻な問題を抱えています。栄養不足や感染症は依然として大きな課題であり、特に農村部では医療へのアクセスが限られているため、子どもたちの健康状態が悪化するケースが頻繁に見られます。これらの健康問題は、子どもたちの成長や学習能力に直接的な影響を及ぼし、彼らの未来を不安定なものにしています。

パフォーマンスがより届きやすい形で表現できるよう、入念に準備していきます

経済的な困窮が原因で、子どもたちが家計を支えるために労働を強いられることも珍しくありません。子ども労働は、教育を受ける機会を奪い、さらには彼らの成長や将来の可能性をも閉ざしてしまいます。この問題はネパール社会全体で認識されており、その解決が急務となっています。貧困や自然災害などの多くの課題に直面し、将来への展望が不透明な部分もあります。しかし、それでもなお、彼らの中にはこれらの困難に立ち向かい、より良い未来を築こうとする強い意志を持つ子どもたちが多く存在しています。彼らの希望と努力を支えるためには、国内外からの支援が必要です。ネパールの子どもたちがより良い未来を築けるよう、私たちも一歩踏み出すべき時が来ています。

「2025年5月、満月、ルンビニへ」

ネパール大使のご厚意により、Umiはルンビニで布施のためのイベントとして展示会やライブアートを行う機会を得ました。
この布施は、ネパールの子供たちのために使われます。
2025年5月の満月、仏陀生誕の地ルンビニとカトマンズにて、子どもたちへの強いメッセージを込めたライブペイントを行います。
教育支援に充てる予定ですが、支援行為には多くの課題もあるため、現地訪問や大使との対話を通じて、支援の方法を検討していきます。

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